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ヒアルロン酸

ヒアルロン酸は、美肌にとって、欠かせない成分です。ヒアルロン酸(hyaluronic acid)は、グリコサミノグリカン(ムコ多糖)の一種です。ムコ多糖には、ほかに、コンドロイチン硫酸、デルマタン硫酸があります。ムコ多糖は糖とタンパク質が結びついたもので細胞と細胞の隙間を埋めている粘り気のある成分です。細胞と細胞の間を埋めるものとしてはコラーゲンがありますが、ヒアルロン酸はそれを支えるものといえます。



ヒアルロン酸は、学術上はヒアルロナン (hyaluronan) と呼ばれています。ヒアルロン酸の水溶液は、無色透明でにおいはありません。非常に高い粘性と弾性がある、粘弾性物質です。



ヒアルロン酸の粘度は、濃度や分子量によって異なり、濃度が高く分子量が大きいヒアルロン酸は、ジェルのようにドロっとしています。ヒアルロン酸は私たちの皮膚だけでなく関節・目・脳など私たちの体内のいたるところに存在しています。その濃度は、部位によって異なり、特に濃度が高いのは、へその緒(臍帯)、関節液、目の硝子体、皮膚などです。



私達の体の60%は水分といわれていますが、ヒアルロン酸は、1gあたり最大6リットルもの水分を含むことが出来る驚異的な保水力を持っていて、このことから、肌を潤す成分として人気があるわけです。その働きは、肌だけではなく、たとえば関節では潤滑作用や緩衝作用など、関節の動きを良くする働きをしています。



ヒアルロン酸は、皮膚の表皮組織では、組織の保水性や細胞の柔軟性を保つことで、肌にみずみずしい潤いを与えます。一方、真皮組織にあるヒアルロン酸は組織の保水性を保つとともに、コラーゲンを支えています。さらに繊維芽細胞を活性化します。



ヒアルロン酸は、医療の現場でも実際に使用されていて、外用で口腔粘膜の炎症の治療や、眼内注射で白内障治療の補助剤として使用されたり、直接関節内に投与することで骨関節炎の治療に使用されたりするなど、医薬品として応用されています。



ヒアルロン酸の体内での量は胎児期が最も多く、成人以降は胎児期の2割ほどまで減るとされています。私達の体内では常に新陳代謝が行われています。そのなかで、ヒアルロン酸の代謝が非常に早いことも原因の1つです。コラーゲン半減期(半分に消耗するまでの期間)は約6ヶ月あるのに対して、ヒアルロン酸は1~2週間でなくなってしまうといわれています。



ヒアルロン酸は、表皮に関してはわずか1日で半分を代謝され、2~3日ですべてが入れ替わってしまいます。つまり、コラーゲンは定期的に補給することが大切なことなんですが、ヒアルロン酸はさらにこまめに補給する必要があるんです。



ヒアルロン酸が不足するとお肌はもちろん、からだの中もカサカサになってしまうんです。その傾向は、男性よりも女性の方が大きく現れるといわれています。ヒアルロン酸が減ると支えられているコラーゲンも変質し、組織はハリや弾力を失います。そのため、ヒアルロン酸の摂取が注目されているんです。
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TAG : ヒアルロン酸 しわ








 
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